【洗顔の正しいやり方】間違ったやり方や洗顔料の選び方も解説

2024.07.30

洗顔の正しいやり方って実はわかっているようでわかっていないかも…。
そんな方は多いのではないでしょうか?この記事では、正しい洗顔のやり方に加え、間違った洗顔のやり方、ベストな洗顔料の選び方など洗顔について幅広く解説していきます。

目次

洗顔の基礎知識

洗顔の基礎知識について解説します。

肌の仕組み

肌は外側から表皮、真皮、皮下組織の順で構成されています。真皮には繊維上のコラーゲンやエラスチンがあり、その間をヒアルロン酸が満たすことで水分を保持することができます。表皮にはメラノサイトがあり、これはメラニン色素を生成する機能を持ちます。メラニン色素は紫外線が肌の奥に侵入することを防ぎます。また、肌内部の毛細血管は拡張と収縮を繰り返して体温調整を行います。

肌のターンオーバーとは、新しい細胞の生成と古い細胞の排出を繰り返し行うサイクルのことです。これによって細胞は入れ替わり、常に健康体を維持することができます。また、古い細胞と同時に古い角質なども体外に排出します。ターンオーバーが乱れることで肌の表面に角質が溜まり、これが原因でニキビなどの肌荒れが起こる場合があります。

洗顔を行う目的

洗顔の目的は皮脂や古い角質、肌の汚れなどを落とし、清潔な肌を保つことです。また、クレンジングの後に行うことが多く、肌の表面に残ったメイクやクレンジング剤を落とす役割も同時に担っています。肌のバリア機能の低下を防ぐ役割も持っているので、敏感肌や乾燥肌の人にとって洗顔は特に重要です。

洗顔の正しいやり方

洗顔の正しいやり方について解説します。

①ぬるま湯で顔を事前にぬらす

洗顔を行う前には必ず手を洗って汚れを落としておきましょう。肌が乾いた状態だと洗顔料の泡立ちは悪く、摩擦となって肌を刺激する可能性があります。事前に顔全体をぬるま湯で濡らして、泡を持続させることを意識しましょう。また、冷たい水を使うと毛穴が閉じてしまい、汚れが落ちにくくなるので注意してください。

②洗顔料をしっかりと泡立てる

洗顔料はしっかりと泡立てることでより高い効果を期待できます。水を少量に分けて足し、手を逆さにしても落ちないくらいを目安に泡立てましょう。素手だと泡立ちにくい場合もあるので、泡立てネットなどを活用することをおすすめします。泡タイプの洗顔料も良いでしょう。

③泡で顔を優しく洗う

洗顔時は手ではなく、泡で汚れを落とすことを意識してください。手で汚れを落としてしまうと、摩擦によって肌がダメージを受ける可能性があります。一見しっかりと洗えていないと思うかもしれませんが、泡がしっかりと汚れを落としてくれるので問題ありません。

皮脂分泌の多い額や小鼻を中心に洗い、その後にフェイスラインや目元、口元という順番に洗うと、肌に負担をかけずに洗顔することができます。

④ぬるま湯でしっかりすすぐ

洗い終わったらぬるま湯ですすぎましょう。肌に洗顔料が残っていると肌荒れに繋がる可能性があるため、ぬめりがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。特に、小鼻やこめかみ辺りは洗顔料を残しやすい部分であるため、重点的にすすぐことをおすすめします。全ての洗顔料がすすがれたことを確認して、次へ進みましょう。

⑤優しく水分を拭き取る

柔らかく吸水性の高いタオルを使って肌の水分を吸収しましょう。顔を洗う時と同様に、ゴシゴシと拭くことで肌にダメージを与える可能性があります。必ず、優しく押し当てるようにして水分を吸収しましょう。

⑥すぐに保湿を行う

洗顔後の肌は非常に乾燥しやすくなっています。そのため、すぐに保湿を行って肌の乾燥を防ぎましょう。化粧水や乳液を塗る場合は時間を空けずに早めに行いましょう。

洗顔の間違ったやり方

洗顔の間違ったやり方を紹介します。

冷水やお湯を使う

冷水を使って洗顔を行うと、毛穴が閉じて汚れが落ちにくくなります。さらに、毛穴に詰まっている角質や皮脂は、冷水では上手に除去することはできません。お湯を使った洗顔は肌に必要な皮脂まで落としてしまう可能性があります。洗顔時は冷水やお湯は避けて、ぬるま湯で行いましょう。

力を入れて洗う

毛穴の汚れを取るにはゴシゴシと洗わなければならないと勘違いしている方が多いですが、これは間違っています。力を入れて洗顔を行うとその摩擦が刺激となり、肌にダメージを与えてしまいます。肌荒れや乾燥などの様々な肌トラブルを引き起こす可能性があるのでやめましょう。洗い終わってタオルで水分を拭くときも同様で、力を入れずに丁寧に行うことがポイントです。

すすぎが不十分

すすぎが不十分だと、肌に洗顔料が残ったままの状態になってしまいます。これは肌荒れや毛穴詰まりの原因になります。特に、小鼻やこめかみ辺りは洗顔料を残しやすい部分であるため、重点的にすすぐことをおすすめします。すすぎ終わったら、全ての洗顔料がきちんとすすがれたのかを確認しましょう。

洗顔の回数が多い

一日の洗顔の回数は朝と夜にそれぞれ1回ずつの、計2回にしましょう。一日に3回以上洗顔を行うと、肌の潤いや必要な成分まで落としてしまう可能性があります。特に、脂性肌の人は肌のべたつきが気になって何回も洗い流している方が多いですが、洗顔の回数が多いと皮膚は余計に皮脂を分泌するので逆効果になってしまいます。

洗顔剤の使用方法を見ない

洗顔料にはそれぞれメーカーが推奨する使用方法があります。これは商品に記載されているので、必ず目を通しましょう。また、洗顔料は人の肌に合う合わないが分かれます。そのため、初めて使う洗顔料の場合はパッチテストをあらかじめ行うことをおすすめします。最初は少量から使用して、徐々に適量に調節しましょう。

洗顔料の選び方

洗顔料の選び方を紹介します。

洗浄力で選ぶ

洗顔料は商品によって洗浄力が違います。どの洗顔料でも角質や皮脂と同時に、ある程度の肌の水分と油分は洗い流してしまいます。肌の汚れを落とすことを目的としているため仕方のないことですが、乾燥肌の人は少しつっぱってしまう可能性があります。そのような方は優しい成分が配合されている洗顔料を選びましょう。

配合されている成分で選ぶ

洗顔料の中には保湿成分などが配合されているものがあります。そのため、洗顔と同時に保湿も行いたいという方にはこのような成分が配合された洗顔料の使用をおすすめします。汚れを洗い流すための成分も洗顔料によって違います。どの成分が合うかは個人差があるので、自分の肌に合う成分を見つけて、洗顔料を選ぶといいでしょう。

肌へのやさしさで選ぶ

洗顔料の中には、肌に優しい弱酸性のものがあります。また、アルコールや人工着色料などの添加物が含まれていない洗顔料もあります。添加物が肌に悪影響を及ぼす可能性は低いですが、気になる方は無添加の洗顔料を選びましょう。

洗顔についてよくある質問【Q&A】

それでは、洗顔についての質問に解答していきます。

クレンジングしたら洗顔はしなくてもいいの?

クレンジングを行ったとしても洗顔は行いましょう。クレンジングと洗顔は目的が異なります。クレンジングはメイクを落とすことを目的としているため、皮脂や角質の汚れを落とすことはできません。洗顔を欠かすことでクレンジング剤などが肌に残ってしまい、肌に悪影響を与える可能性があります。クレンジングをしたあとに、洗顔も欠かさずに行うことをおすすめします。

乾燥肌の人はどんな洗顔料を使えばいい?

できるだけ肌に優しく、保湿成分が配合されている洗顔料を使用しましょう。乾燥肌の人は洗顔料を使用せずにぬるま湯だけで洗顔を行う方がいいという話を聞くかもしれません。ですが、洗顔料を使わないと肌の汚れは十分に落ちないので、洗顔料を使うようにしましょう。

洗顔しても肌トラブルが無くならないときはどうすればいい?

肌トラブルには様々な原因があり、中にはセルフケアでは改善しにくいものがあります。より効果的な治療を行いたい場合はクリニックに相談するのも一つの手です。

当クリニックの3つの特徴

徹底した事前準備・アフターケア

LUNA BEAUTY CLINICはご予約から治療までの間にカウンセリングと診察の工程を挟み、患者に寄り添います。事前準備やアフターケアを徹底的に行うため、より安全に治療することができます。

通院しやすい立地

当院は2024年7月時点で「池袋駅前院」「銀座院」「新宿西口院」「大宮駅前院」の4院を展開中です。いずれも駅からのアクセスが良いため通院しやすく、多くのお客様にご来院いただいています。お仕事帰りやお出かけ中の空き時間にふらっと訪れやすいのが魅力です。

丁寧なカウンセリング

当院では、従来の「お客様が医師(施術担当者)の待つ診察室へ行く」スタイルではなく、「医師(施術担当者)が、お客様のいらっしゃる個室へ行く」スタイルを採用しています。プライベート空間でじっくりと時間をかけてお客様に向き合うことを心がけており、一人ひとりに合う治療をご提案しています。

肌のトラブルでお悩みならLUNA BEAUTY CLINICへご相談

今回は洗顔のやり方について解説しました。LUNA BEAUTY CLINICはお客様1人ひとりの悩みに寄り添い、その的確な対処法を提案させていただきます。肌のトラブルでお悩みの方はLUNA BEAUTY CLINICへご相談ください。

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